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それでも僕は
第4章 4※
人で溢れ返っている電車内、会社に向かう電車はいつも混雑していてうんざりする、通勤途中のサラリーマンが多い中、通学途中の学生も多い。退屈だな…とぼんやりしていると不意にとある男子高校生が目に入り僕は思わず息を呑んだ。
通学途中の学生も多いため男子高校生がいるの自体は別に珍しくない。だがその男子高校生はとにかく色気があった。茶色の柔らかそうな髪、アイドル顔負けの整った顔立ちに180cmは越えている長身にスポーツをやっていたかのような鍛えられた身体。退屈そうな顔をしていた彼はスマホを見て笑顔になった。アンニュイな表情から子供みたいな無邪気な笑顔に変わり僕は思わずドキッとしてしまう。
「ひッ…」
僕は人混みを掻き分けこっそりと近付き彼の背後に立つ、スマホに夢中の彼の尻を掴む。彼は引き攣った声を上げ飛び上がる。僕は彼の尻を揉む、彼は白い頬を赤くして僕のほうを見た。
「や、やめてください」
恥じらう彼は非常に可愛い、彼の可愛い反応に僕のソレが硬くなる。僕は後ろから抱き着きソレを彼の脚に押し付ける。
「あっ…んっ…本当にやめてください…」
嫌がる彼の首筋に顔を埋める、柑橘系の甘い香りが鼻孔を擽る。白いYシャツの上から彼の逞しい胸に触れる、胸の突起を弄ると彼は甘い声で喘ぐ、彼の反応の良さに僕はおや?と首を傾げる。
「キミ、初めてにしては感度良いね…もしかして経験済み?」
「……ッ…!!」
図星なのか彼はぐっと押し黙った。すでに彼の身体を好きに調教した男がいると知って僕は嫉妬の衝動に駆られる。僕は手を彼の下半身に伸ばす、彼は僕の腕を慌てて掴む。すでに臨戦態勢に入ったソレを握ると僕の腕を掴む手に力が入る。
「…おっと抵抗するとコレ握り潰しちゃうよ」
僕がソレを握る手に力を入れると腕を掴む彼の手から力が抜ける。僕は彼のソレを扱く。彼は声を抑えようと空いている手で口を押さえる必死に声を抑えようとする彼に僕の中の雄が刺激される。もっと彼をイジメたい、僕に許しを請うほど徹底的にイジメて支配したい。
「ふぁ…ぁ…や…いく…あぐぅ!?」
彼がイく寸前、僕は彼のソレの根元を握ってイくのを阻止する。彼は切なげに躰を捩った。