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それでも僕は
第4章 4※
「はぁはぁ…」
もっと彼で遊びたかったが降りる駅に着いてしまう。
「可愛かったよ、イケメン高校生くん……また明日会おうね」
彼の目が潤む。中心を押さえモゾモゾする彼に背を向けて電車を降りた。
いつも通り出勤して仕事を始める、いつもと変わらない日常だが僕は電車で会った彼のことばかり考えていた。彼のことを考えていると中心が熱くなる。あれほど色っぽい男を見たのは初めてだった。彼を見ているとどうしても自分のモノにしたいと言う欲求が湧いてきてしまう。明日が待ち遠しい。早く彼を触れたい。まるで遠足前日のような気持ちで今日一日を過ごした。
当然だが次の日…彼は来なかった…あんなことをされれば通学時間をずらすのは当たり前だ、そんな簡単なことに気付かないほど自分が浮かれていたことに今さら気付いた。1日を憂鬱な気分で過ごした次の日も彼はいなかった。また次の日も…。
「やあ久しぶりだね、イケメン高校生くん?」
1週間経ち苛立ちが積もり始めた頃、僕はようやく彼を見付けることができた。僕が彼に声をかけると彼はビクッと震え上がった。1週間経って油断したんだろうか?僕は彼の腕を掴み壁際に連れて行く。
「…約束を守れない君にはお仕置きしないといけないね」
「や、約束なんてしてな…んんッ!!!」
僕は彼に強引にキスをする、彼は驚いて目を瞠った。僕は舌を彼の咥内に差し込み薬を無理矢理飲ませる。
「はっ……!!」
「……すぐに良くなるよ」
俺の言葉で何を飲まれたか察した彼は青ざめる。デカいくせにイジメがいのある彼。
「……ッ…」
媚薬が効いてきた彼は壁に体重を預ける、息を切らし壁にもたれる彼の姿は1週間待たされた僕にとって毒だった。
「キツそうだね?」
「…ぁッ…」
僕がズボン越しに彼の中心に触れると彼は切なげな声を漏らす。
「相変わらずエロいね…キミは…そんなキミにはプレゼントをあげよう」
「…んッ…ダメッ…」
僕は通販で買ったローターを彼の後腔に挿れる。
「……ずいぶんすんなり挿ったね?後ろ柔らかいけど……こんな男らしい躰していて意外とビッチなのかな?」
「ち、違う…ぁぁッ…」
僕がローターのスイッチを入れる、彼は口を押さえ声を押し殺す。