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それでも僕は
第9章 9★
「ゆーう」
俺が一歩下がるとケイは一歩俺のほうに歩く。壁に俺の背中が当たる…ケイにキスしたかったが、理性がブレーキをかける…ここでケイにキスをしたら『大変なこと』になる。ケイは俺の両肩に手をおいて背伸びをする、ケイの可愛い顔がどんどん近付いてくる、ケイがキスしようとするのは分かっていてもケイから顔を逸らせなかった。
「んっ…」
ケイの柔らかい唇が俺の唇と重なる、ケイの柔らかい唇にうっとりしてられたのは最初だけだった。久しぶりのケイとのキスに俺の下半身で電撃が走った。俺はケイの腰に腕を回す。俺はケイの歯列をなぞる、俺のほうから動いてきたことにケイは嬉しそうに目を細める。俺はケイの咥内に舌を捩じ込み蹂躙する、最近ケイに良いようにやられた俺はこれまでの鬱憤を晴らすように、最近ケイに触れ合えなかったのを埋め合わせるようにケイの咥内を貪り尽くす。俺はケイの足が宙に浮いていることすら気付かずに俺はキスに夢中になる。
「はっ…ゆ、ゆう」
「わ、悪い…久しぶりだから…つい」
さすがに息が辛くなった俺はケイから口を離した。口の端から唾液を零し、虚ろな目で俺を見ているケイ、俺は力の抜けたケイの身体を抱き締める。
「………ゆう」
「…………悪い…」
ケイを抱き締めたせいで、俺の中心を押し付ける形になってしまった。ケイに中心を固くしていることがバレ死にたくなる。
「お、俺もゆうの学ラン姿がセクシー過ぎてこんなになっちゃった」
ケイが俺の脚に固くなった中心を擦り付けて来る。
「ケイ…悪い」
我慢できなくなった俺はケイに先に謝り、ケイを抱き抱えベッドにそっと降ろし、即座に覆い被さった。
「ゆ、ゆう…良いよ、来て…んっ…」
ケイが受け入れたのを見て俺はケイにキスをした。俺はケイの腕を掴んでケイの中心に自分の固くなった中心を押し付ける。ケイの中心も固くなっているのがズボン越しにも伝わる。俺が口を離すと、俺とケイの口の間を透明な線が繋ぐ、俺とケイはしばらくの間、互いを見つめる。互いの吐息の音がやけに耳に届く。
「ケイ…もっと触りたい」
「良いよ、好きなだけ触って」
俺はベッドの上にあぐらを掻いてその上にケイ乗せた。