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性拷問 堕ちた女捜査官
第3章 序章 ③ 破瓜
ますみのバニラの如き香りに抗えず、再び窪みに顔を寄せる佐伯。
(ほぉ・・体液の酸性臭と混ざって、堪らん甘酸っぱい匂いだっ・・この娘、ひょっとして、凄い捜査官がなる素質がっ? この匂いに抗える男なんかっ・・
んっ、ちょっと待てよっ? この匂い、ま、まさか、この娘っ?)

えも言えぬ、香ぐわかしいく甘酸っぱさに隠れた異臭・・
「安西っ、お前、まさか・・? まだ、なの、かっ?」
鼻を突いた、微かな赤錆の如き性臭に、愕然とする佐伯。
(コレって、間違い無く、処女臭だっ・・)

再び匂いを嗅がれ、羞恥に動揺する ますみ。
「えっ? 教官、まだって?」
「お前、もしかして、生娘なのかっ?」
「・・・・ぁ・・ぇっ?・・」
答えを聞くまでも無く、ますみの動揺が物語っていた。

親しい娘達が、次々とオンナになって行く中、祖母の教えを守り、男の誘いを拒み続けて来た ますみ。
しかし成熟した身体と人一倍強い性欲に、悶々として来た ますみ。

「安西っ、お前の容姿や身体能力は確かに頭抜けている。だがな、男を知らぬのは、秘密捜査官にとって致命的欠点なんだ。可哀想だが、諦めるんだなっ」
(えっ? そんなっ・・私、何の為に、恋愛もせずに、辛い訓練に耐えて?)
「・・・・き、教官・・なら、私を、オ、オンナにして、く、だ、さいっ」

「ほぉっ? そこまで覚悟があるのかっ? 暫く考えて、本気なら、来月のこの日に、再びココへ来なさい」
精悍な佐伯の視線を受け止め、身体が甘く疼く ますみ。
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