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性拷問 堕ちた女捜査官
第2章 序章② 鞭と飴
雑菌による脂汗の分解が進み、先程とは比べ物にならない、濃厚なアンモニア臭が、最初に鼻を突いた、そして・・
(んんぅ? この匂いはっ? ほぉ、この娘、愛らしい顔して・・)

腋臭か? 微かに感じられる、決して不快では無い、生乾きのタオルに似た匂い・・
(ふっ、毛根が多いのに自分で処理してるから、雑菌が繁殖し臭い易いんだなぁ・・こんな臭いに無頓着で、かなり遊んでると思ったが、然程でも無いのかっ?)

更に、窪みに貼り着く粘液に鼻を押し当てる。
(ぐぅっ、滅多に無い酸っぱさだっ・・可哀想に、ご無沙汰だったのか? アポクリン腺液が余程溜まってたんだなぁ・・)

やや陶然とした面持ちで、顔を離した佐伯に、恥じらいと不安な表情の ますみ。
「教官・・私の、わ、腋っ・・だ、大丈夫、で、した?」
「んっ、まぁ・・汗臭さは、かなりだが、仕方無いとして・・問題は、酸っぱ臭さだっ。お前、感じて無いとか言ってたが、嘘だろう?」

「す、すみません・・少しだけ、変な気分に、なって・・」
「まぁ良いか? お前の匂い、男を誑かせるかもな? 嘘付いたのは、今度また償って貰うとして、特訓は続けるゾッ、良いな?」
「あ、はぃっ、お願いします」

安堵の為か? 緊張が解けて、女性ホルモンが活性化した ますみ。
途端に、ラクトンの甘い香りが漂い始めた。
そして、更に・・
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