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籠の中の天使
第18章 欲しいの…
肉壁を押し分けて、蜜壷へとゆっくりと挿って来る舌…。
ノアは私を傷付けたりしない。
その安心感に身を委ねて快感だけを貪る。
「あーっ…あぁんっ…。」
身悶えてクッションに乳首を押し当てる。
そうやってアクメを求める私を焦らすノアは脚の付け根の筋肉が硬直する度にクリを撫でる手を緩める。
イキそうでイケないもどかしさに気が変になりそうだとか思う。
早く…。
私の身体がそう感じる。
お腹の中が何かを求めてキュンキュンする。
全身が熱くて堪らない。
欲しいの…。
頭の中で何かが囁く。
何を?
答えはわかってるのに怖くて、その考えを拒否する。
ノアはもうわかってる。
わかってるから私が自分で望んで口にするのを待つように焦らしながら私を感じさせる。
そんなやり方をしなければ私の心が再び壊れてしまうから…。
直ぐにでも籠娘に戻ろうとする可能性が見えてるノアは全てを私に望ませる。
「んぁ…あーっ!」
あの街の女のように喘ぎ続ける私をノアはずっと見続ける。
あの街じゃ10分も続かない声を30分以上も張り上げる。
身体中が疼いておかしくなりそうだと思った時…。
~♬︎
キッチンからノアの携帯が鳴り響く。
「残念…、咲都子の1番エロい顔を見損ねた。」
ふざけたように言うノアが自分の着てたシャツを私の身体に掛けてキッチンに行っちゃう。
少し不貞腐れてノアの温もりが残るシャツを身体に巻き付けるようにして着る。
アクメに達しなかった身体はそこら中が火照り、疼きを残しノアの愛撫を求めてる。
「咲都子…。」
キッチンで携帯に出たノアが私を手招きする。