この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
唇果実
第3章 ユウリ
初めてユウリを意識したのは、体育の授業で彼女が短パンをはいた時だった。

無駄な脂肪はなく、特に運動部に入っているわけでもないので筋肉質でもない。ただ歩いたり遅刻しそうな時だけ走ったり、そんな日常だけをやり過ごす脚。

特別なのは質感だった。

キメの細かい肌に毛穴さえ隠れてしまう密度でベビーパウダーを敷き詰めたような、それでいて中にはたっぷりと蜜を溜め込んだ水風船の弾力を疑わせない太股。

一度たりともころぶことのなかった、伸縮するのが信じられない完璧な丸みと骨の形を浮かべた膝小僧。
焼く前のパン生地で練ったようなふくらはぎ。

そんなものがペアで並んで、一つの付け根から生えている。その一本一本が、その一本だけでもユウリという娘を象徴していた。
/16ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ