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嘘の数だけ素顔のままで
第8章 痴漢【3】
 みさなーん、こいつカッコつけてっけどほんとは何してもいい女でーす、

 その証拠としてピースサインをした指をばか女の鼻の穴に入れた。これを見た女たちは目を白黒させた。


 ねっ、ばか女、

 可愛らしくコトブキはそう言った。


 するとどうだろう。ばか女は一際下品に揮えあがった。食用に四肢を拘束された動物が解体されるときのような声だとコトブキは思った。断片的な映像が頭の中に入り込んだ。

 映像はフラッシュが焚かれたように鮮明だった。獣毛のない腹の切込み、浮袋のような臓器が脈打つごとにその切込みから勢いよく飛び出た。切込みが肛門にまで達するとピンク色の襞が赤黒い塊と一緒に地面へ溢れた。


 コトブキは心臓が熱くなり、腹の中が熱くなり、ばか女の尻に当てた肉のごろつきがトクトクトクトク脈を打つ。欲望がせり上がってきた。

 せり上がってきたその感覚で寸止めは無理だと諦めた。正面の女たちを見ながら逝ってやろう、そう思った。そうすれば、ばか女の尊厳をまた一段と傷つけることができる。


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