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第5章 名前は特別の証？

「きゃッ？！ やッ、眞斗ッ？！」

高臣がまゆなの腰を引き寄せる。

まゆなの下着を横にずらし、まゆなの開きかけの花弁と、高臣のピンと張ったそれがキスを愉しむ。

「ん……」

高臣は、時々吐息を漏らしながら、そのままお互いを擦り合わせる。高臣の猛る欲情が、まゆなの蜜に濡れていく音が耳に届く。

「まなッと……はぁ……私、どうすればいい？」

中で高臣を感じたいのに、なかなか入ろうとしない高臣がもどかしくて、まゆなは高臣にしがみつく。

「ん……もうちょっと……ッ」

それが気持ちいいのか、高臣はそう言ったきり、また秘部同士のキスを愉しみ始める。ふと、まゆなの不満そうな顔に気付き、口の端をあげて笑うと唇を合わせた。

(キスで誤魔化す気？！)

それならばと、まゆなは高臣の頬を両手で挟み、もっと深く口付けようと少し腰を浮かした。

「ッ！！」

途端に、まゆなの蜜壺に、高臣がスルリと滑り込んだ。

焦らされたせいか、いつもより大胆になっていたまゆなは、そのまま深く腰を落としていく。