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硝子の初恋
第6章 怖いくらいに幸せ
「あッ、眞斗ッ、あァンッ」

気付けば、まゆなは高臣の上で淫らに腰を振っていた。

高臣を見下ろす体勢に、欲情に溺れた表情でまゆなを見上げる高臣に、何とも言えない……征服感のようなものを覚える。

「あ……ッまゆ……ッ」

高臣が、眉間にシワが寄る程にキツく目を閉じると、まゆなの中の存在がドクンと一際大きくなったような感覚になる。

それは限界が近付いているからなのだと思うと、まゆなの胸と共に繋がった口元もキュッと締め付けられ、高臣が息を飲む。

「あッ、あンッ」

(この体勢……クセになりそう)

まゆなは高臣の分厚い胸板に両手を着く。腰の打ち付けを止めないまま、色のある部分の小さな粒を摘まんだ。

「ああッ」

高臣の身体がビクリと跳ね、その口から声が漏れる。

(そっか、私と一緒で、眞斗もここが気持ちいいんだ)

高臣の示した反応を見て、まゆなは腰の動きは止めないまま、粒をクニクニ弄び始めた。
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