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硝子の初恋
第1章 憧れの王子様
初めて経験する大人のキスに、まゆなの膝がガクガクし、高臣のワイシャツを掴み、どうにか耐える。
高臣の熱い舌に絡め取られ、気持ち良さにボーっとする。
でもすぐに、その行為への恥ずかしさから、舌を奥へ引っ込める。
「……お前ムカつく」
拒否られた事への苛立ちから、唇を離した高臣。
「ムカつく……マジ嫌い」
まゆなの首筋に舌を這わせながら、高臣の手はまゆなの胸に触れる。
「きっ、嫌いならッ、触んないでッ」
胸に触れる高臣の手を掴まえるまゆな。
本心でないとしても、片想いの相手の口から"嫌い"と言われ、まゆなはショックを受けていた。
「きゃっ?!」
ぐるりと視界が回る。
何が起きたからわからず、まゆなは周りを見回す。
マットに押し倒されたまゆなの上に、高臣が覆い被さり、まゆなの両手を片手で押さえつけている。
空いてるもう一方の手で、自分のネクタイを外す高臣。
その仕草は色っぽくて、先程のショックも貞操の危機すらも忘れ、まゆなは高臣に見惚れていた。
高臣の熱い舌に絡め取られ、気持ち良さにボーっとする。
でもすぐに、その行為への恥ずかしさから、舌を奥へ引っ込める。
「……お前ムカつく」
拒否られた事への苛立ちから、唇を離した高臣。
「ムカつく……マジ嫌い」
まゆなの首筋に舌を這わせながら、高臣の手はまゆなの胸に触れる。
「きっ、嫌いならッ、触んないでッ」
胸に触れる高臣の手を掴まえるまゆな。
本心でないとしても、片想いの相手の口から"嫌い"と言われ、まゆなはショックを受けていた。
「きゃっ?!」
ぐるりと視界が回る。
何が起きたからわからず、まゆなは周りを見回す。
マットに押し倒されたまゆなの上に、高臣が覆い被さり、まゆなの両手を片手で押さえつけている。
空いてるもう一方の手で、自分のネクタイを外す高臣。
その仕草は色っぽくて、先程のショックも貞操の危機すらも忘れ、まゆなは高臣に見惚れていた。