この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
硝子の初恋
第8章 かげり始めた幸せ
「雰囲気ぶち壊し!」
笑い過ぎて、目に溜まった涙を指で拭きながら、高臣はまゆなを睨む。
「だって、眞斗が可愛くて。ごめんね?」
「もう知らねぇ。今日はこのまま寝る!」
ガバッと布団を頭から被り、高臣はまゆなに背を向けて寝転がる。
「えー!? 眞斗ぉ、ごめんてば〜」
布団に潜り込み、スリスリと高臣に擦り寄るまゆな。そのまま、高臣の腰に手を回す。
高臣の背中に耳を当て、その規則正しい心音に耳を澄ませた。
「……眞斗……おやすみ……」
ゆっくりと目を閉じるまゆな。
「って! ホントに寝るなよ?!」
高臣がクルリと向きを変え、まゆなの方を向く。
ぱっちりと開いたまゆなの目と、高臣の切れ長の目が、見つめ合う。
「まゆ……今日はまゆが俺を満たして?」
「……うん」
高臣の言葉に、まゆなはモソモソと布団の中に潜り込んでいく。
笑い過ぎて、目に溜まった涙を指で拭きながら、高臣はまゆなを睨む。
「だって、眞斗が可愛くて。ごめんね?」
「もう知らねぇ。今日はこのまま寝る!」
ガバッと布団を頭から被り、高臣はまゆなに背を向けて寝転がる。
「えー!? 眞斗ぉ、ごめんてば〜」
布団に潜り込み、スリスリと高臣に擦り寄るまゆな。そのまま、高臣の腰に手を回す。
高臣の背中に耳を当て、その規則正しい心音に耳を澄ませた。
「……眞斗……おやすみ……」
ゆっくりと目を閉じるまゆな。
「って! ホントに寝るなよ?!」
高臣がクルリと向きを変え、まゆなの方を向く。
ぱっちりと開いたまゆなの目と、高臣の切れ長の目が、見つめ合う。
「まゆ……今日はまゆが俺を満たして?」
「……うん」
高臣の言葉に、まゆなはモソモソと布団の中に潜り込んでいく。