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硝子の初恋
第11章 再び重なる心
昨日、せっかく2人きりで帰ったのに、どちらも一言も言葉を発しないままだった。
このままでいいわけがない……。
高臣は、足の間に座り込み、反応しないそこを必死に扱くつぐみを冷やかな目で見つめる。
毎日昼休みに屋上に呼び出され、抱けと強要される。
まゆなへの気持ちが強過ぎるからか、つぐみが顔も見たくない程嫌いな相手だからか、つぐみがどれだけ頑張っても高臣は反応を示さない。
(つーか俺、病気?)
まゆなと付き合う前は、気持ちなんかなくたって毎日いろんな女を相手にしていたのに、最近ではそんな気すら起きなくなっていた。
(17でそれってヤバイだろ……)
高臣は空を見上げ、深いため息を吐いた。
このままでいいわけがない……。
高臣は、足の間に座り込み、反応しないそこを必死に扱くつぐみを冷やかな目で見つめる。
毎日昼休みに屋上に呼び出され、抱けと強要される。
まゆなへの気持ちが強過ぎるからか、つぐみが顔も見たくない程嫌いな相手だからか、つぐみがどれだけ頑張っても高臣は反応を示さない。
(つーか俺、病気?)
まゆなと付き合う前は、気持ちなんかなくたって毎日いろんな女を相手にしていたのに、最近ではそんな気すら起きなくなっていた。
(17でそれってヤバイだろ……)
高臣は空を見上げ、深いため息を吐いた。