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硝子の初恋
第11章 再び重なる心
「まゆッ、まゆッ」

まゆなの膝を抱え、高臣が激しく腰を動かす。

「眞斗ッ、んンッ、眞斗」

互いにその名を呼び合い、再び重なった身体と心の悦びに酔いしれる。

「まゆッ、まゆッ」

眉根を寄せ、欲情に濡れた瞳でまゆなを見つめながら、高臣がまゆなの名前を呼び続ける。

「眞斗ッ、あァッ、もうイッ─────…」

ずっとずっと、こうして繋がっていたい……

もう離れ離れは嫌だよ……

また一緒に笑い合いたい……

幸せと快楽の波に飲み込まれたまゆな。

高臣もまた、まゆなの快楽の波によって果てへと連れ去られていた。
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