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硝子の初恋
第15章 それぞれの想い

「眞斗、終わったか?」
ソファーベッドの方から、遠慮がちな侑吾の声が聞こえる。
「あー…なんか現実見たくねぇ…」
高臣はまゆなを胸に抱いたまま、隠れるように頭まで布団を被る。
「我に返ると恥ずかしいっスね」
ロフトから上半身裸の一輝と下着の上にキャミソールを着た寧々が4人を見下ろしていた。
「あーあ、これで俺ら変態仲間だな」
ソファーベッドから起き上がる侑吾。
「やだ、そんな仲間入り」
沙有里はそう言いながら、ベッドサイドに放られた服を拾って着始める。
「まぁ、6Pじゃなかっただけ健全じゃないっスか?」
一輝と寧々は顔を見合わせて笑った。
「それ、いつかしよう。でももう少し慣れるまで待って!」
ようやく開通の痛みを乗り越えたばかりの沙有里が首を横に大きく振った。
「そんな事しないってば!!」
モソモソと布団の中で服装を整えたまゆなが布団から顔を出す。
全員がひとまず全裸ではない事を確認して、誰からともなく笑いが漏れる。
ひとしきり笑った後、
「んじゃ、おやすみー」
侑吾の一言に、全員がまたゴロンとベッドに横になった。
ソファーベッドの方から、遠慮がちな侑吾の声が聞こえる。
「あー…なんか現実見たくねぇ…」
高臣はまゆなを胸に抱いたまま、隠れるように頭まで布団を被る。
「我に返ると恥ずかしいっスね」
ロフトから上半身裸の一輝と下着の上にキャミソールを着た寧々が4人を見下ろしていた。
「あーあ、これで俺ら変態仲間だな」
ソファーベッドから起き上がる侑吾。
「やだ、そんな仲間入り」
沙有里はそう言いながら、ベッドサイドに放られた服を拾って着始める。
「まぁ、6Pじゃなかっただけ健全じゃないっスか?」
一輝と寧々は顔を見合わせて笑った。
「それ、いつかしよう。でももう少し慣れるまで待って!」
ようやく開通の痛みを乗り越えたばかりの沙有里が首を横に大きく振った。
「そんな事しないってば!!」
モソモソと布団の中で服装を整えたまゆなが布団から顔を出す。
全員がひとまず全裸ではない事を確認して、誰からともなく笑いが漏れる。
ひとしきり笑った後、
「んじゃ、おやすみー」
侑吾の一言に、全員がまたゴロンとベッドに横になった。

