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硝子の初恋
第4章 別れたくない!

『キーンコーンカーンコーン……』
2時限目の始業を知らせるチャイムが、体育倉庫内に再び響く。
「んッ、んンッ」
高臣の唇に塞がれたまゆなの唇から、甘い声が漏れる。
口腔内に忍び込んだ高臣の舌に掻き回され、その口の端からは、透明の液体が零れ出ていた。
マットの上に押し倒されているまゆな。
セーターもブラウスもブラジャーも、高臣の手で剥ぎ取られ、なめらかな白い絹肌が晒されている。
中心の色のある部分は、高臣の親指と人差し指が摘み上げ、周りの柔らかい部分は、高臣の手の平によって形が変わる程に揉まれている。
「ふッ、んゥッ」
どんどん呼吸は荒くなるのに、高臣の唇で塞がれた口では、呼吸もままならない。息苦しさに、まゆなは高臣の背中に回した腕に力を込める。
最後に下唇を優しくなぞり、ようやく高臣の唇が離れる。まゆなは深く呼吸をしながら、名残り惜しそうにその唇を目で追った。
「まゆ……」
高臣の濡れた唇が、まゆなの名前を優しく呼ぶと、それだけで、まゆなの胸はぎゅーっと締め付けられた。
2時限目の始業を知らせるチャイムが、体育倉庫内に再び響く。
「んッ、んンッ」
高臣の唇に塞がれたまゆなの唇から、甘い声が漏れる。
口腔内に忍び込んだ高臣の舌に掻き回され、その口の端からは、透明の液体が零れ出ていた。
マットの上に押し倒されているまゆな。
セーターもブラウスもブラジャーも、高臣の手で剥ぎ取られ、なめらかな白い絹肌が晒されている。
中心の色のある部分は、高臣の親指と人差し指が摘み上げ、周りの柔らかい部分は、高臣の手の平によって形が変わる程に揉まれている。
「ふッ、んゥッ」
どんどん呼吸は荒くなるのに、高臣の唇で塞がれた口では、呼吸もままならない。息苦しさに、まゆなは高臣の背中に回した腕に力を込める。
最後に下唇を優しくなぞり、ようやく高臣の唇が離れる。まゆなは深く呼吸をしながら、名残り惜しそうにその唇を目で追った。
「まゆ……」
高臣の濡れた唇が、まゆなの名前を優しく呼ぶと、それだけで、まゆなの胸はぎゅーっと締め付けられた。

