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硝子の初恋
第4章 別れたくない!
崩れるようにまゆなに覆い被さる高臣。
「先輩……」
まゆなは、高臣の髪をゆっくりと撫でた。
高臣の気持ちが知りたい。でも、どうしようもなく愛おしくて、絶対に手放せなくて……怖くて聞けなかった。
(このままの関係で、いい……)
まゆなはぎゅーっと高臣に抱き付いた。
「まゆ……」
肺活量の差なのだろうか、呼吸を整えた高臣の唇が、まだ荒い呼吸のまゆなの唇を塞ぐ。
いろんな角度から、何度も何度も繰り返されるキス。そのリップ音が、静かな体育倉庫内に響く。
「ふ……あ……」
まゆなの甘い声が漏れる程に、どんどん深くなる口づけ。
「先輩……ッ」
再び、高臣の手がまゆなの胸に触れた時、2時限目終了を告げるチャイムが鳴った。
「先輩……」
まゆなは、高臣の髪をゆっくりと撫でた。
高臣の気持ちが知りたい。でも、どうしようもなく愛おしくて、絶対に手放せなくて……怖くて聞けなかった。
(このままの関係で、いい……)
まゆなはぎゅーっと高臣に抱き付いた。
「まゆ……」
肺活量の差なのだろうか、呼吸を整えた高臣の唇が、まだ荒い呼吸のまゆなの唇を塞ぐ。
いろんな角度から、何度も何度も繰り返されるキス。そのリップ音が、静かな体育倉庫内に響く。
「ふ……あ……」
まゆなの甘い声が漏れる程に、どんどん深くなる口づけ。
「先輩……ッ」
再び、高臣の手がまゆなの胸に触れた時、2時限目終了を告げるチャイムが鳴った。