パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 第一章　学生編

　２人でシャワーにいきお互いの体を洗った
　僕は将来どんな夢があるの？
　空が好きなんだ。空と関係した仕事をしたい
　そうなんだね
　ユミは空を飛んでいるからわかるよ。楽しいよ
　そんなたわいもない話をしつづけた
　シャワーをあび布団で抱き合ったまま寝た
　そして翌日の昼ぐらいに目が覚める
　僕？朝ごはんたべる
　うん
　僕家に帰りなよ？
　言葉が出なかった。また嫌な思いを思い出した
　でも、ここにずっといられるわけもない、それはわかっていた
　ありがとうユミさん
　うん。また会えるよ。駅までおくっていくね
　ありがとう
　ユミさん。またあえる？
　もちろん。どうしたらあえる？
　いつかあえるよ
　うん
　うれしかった。でもさみしかった
　電車に乗り家に帰る。母親は家に帰っていた。父親は仕事にでかけていた
　母親は何があったのか？どこにいたのか？何も聞いてこない
　聞かれても絶対にこたえない考えだった
　夏の暑い日
　そんな出来事だった
　夏休み、のんびり家で過ごしているとテレビから臨時ニュースがきこえる
　母親が大変大変とさけぶ
　そう。８月のある日。飛行機がレーダーから消えた
　テレビは惨状を伝える。母親は父親の会社に電話する
　電話で泣きくづれる母親
　僕は何が起こったのか１４にしてわかった
　運命とは残酷である
　数日たった新聞をみると亡くなった方の名前が出ていた
　ハッとして名前をみた
　ユミはねスチュワーデスなの・・・
　まさか・・・
　名前はなかった
　暴力をふるう父はもう家に帰ってこない
　ユミさんに会いたい
　新宿に何度も出かける
　でも出会えない
　羽田空港にもいった
　会社はしらない
　朝から夜まで何度もいった
　でもあえない
　そんなある日、新聞の雑誌特集が本屋で売っていた
　偶然なのか・・
　めくってみてた
　そこには現実があった
　もうあえない
　涙しかでなかった
　そんな１４の出来事だった