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第2章 第二章　高校生編

　本能だけ
　己の快楽だけのＳＥＸ
　そんな感じだった
　自分の生き様を否定しつつ受け入れられない鬱憤をはらすようだった
　そこからタガが外れたように遠征で声がかかれば夜に
　年下も年上もおかまいない
　狂ったように合宿所を抜け出し深夜でも早朝でも抱き合った
　やがて高校３年になると進路の話がでてくるようになった
　スポーツ推薦でＮ大Ｃ大Ｗ大からオファーがくる
　うれしいというよりも自分の生きる形が保障されるのがうれしかった
　でも、これでいいのかな？
　そんなことをお思うようになった
　そう
　１４の時の思い出をおもいだす・・・