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blossom
第17章 Love16:虐げる男
乳首を挟んでいるものを触られると、間接的に潰されている乳首が拗られてしまう。痛くて堪らないのに、しゃぶりつかれている反対の乳首と同じくらい感じてしまう。

「…っっぅあっ…はぁんっ……んうっ…ぅん」

ペチッと叩かれている秘密の場所も、やっと与えてもらえた刺激を待ち望んで、ますます股を広げてしまっていた。


(指を…おちんちんを入れて、抉られたい)

そう思っている自分がいる。でも、さすがにそれはと思う理性の欠片がまだ残っていた。


遠くから声が聞こえてきて、心臓が凍える。

プチュウッと蜜を絞り出す音がしてしまったのは、緊張で身体が縮んだせいだろうか。


「誰か来ちゃう」

「そうだな」

「お願い…離して…もうやめて…」
そう言っている間にも声が近づいているような気がする。

「あの子たち、鍵を返しにくるからね」

「お願いだから…許して…」

許してくれるどころか、私の中に指が入ってきてしまった。

三本…?二本…?
分からないけれど、突然の侵入を許してしまうほど濡れていたのは確かなのだろう。

「はぁあぁんっ……んぅあっ…」

声が近づいてくる。

歯を食いしばっているのに、漏れ出てしまう息の荒さは隠しきれない。

さっき歩いた廊下に差し掛かったくらいには来ているだろうか…

私の中の指が一番いい所を掻きはじめた。

〘だめ…っふぅん…おねがぃぃっ…はぁっ…〙

懇願する小声にも甘い吐息が混ざってしまう。
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