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第8章 　ブーブスプレイ

　…
　強制パイズリの体勢となった優夏。
　目前には、小林の胸部。
　目線を下げると、いやらしく濡れ光る、自慢のGカップの乳房が。
　その乳房の間には、小林の肉棒が挟まれている。
　そして、自らの手で双丘を押し寄せているという、恥ずかしい姿が見える。
　“やだっ…こんなの…”
　優夏は現在を含め、これまで交際した歴代の彼氏達のために、パイズリをしてきた。
　それは、大好きな人を喜ばすためにしてきた行為である。
　だが今は、大嫌いな上司の卑劣な手段によって、強制的にパイズリが行われようとしているのだ。
　沸々と沸き起こる、怒りと悔しさ。
　しかし、ローションプレイで欲情した体は、それを拒んでいないと分かった。
　様々な感情が巡る中、小林が腰を動かし始めた。
♪ﾇﾁｭｯ…ﾇﾁｬｯ…ﾇﾁｭｯ…
　双丘の谷間を肉棒が前後するたびに、卑猥な音が鳴る。
「あっ…ぁぁぁ…はぁぁっ…」
　優夏の口から、喘ぎ声が漏れだす。
　“なんで…こんなに感じるの？…”
　これまで優夏は、パイズリ行為で、自分自身が気持ちいいと感じたことはなかった。
　ローションによる、ヌルヌルとした感触のせいなのか。
　連続アクメにより、体に異変が起きたのか。
　それとも、恥辱感や屈辱感によるものなのか。
　“そんなこと…どうでもいいわ…”
　“ああ…気持ちいい…”
　優夏は考えることをやめ、ただ快楽を得るため、身を任せることにした。