この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第10章  ギルティ
-・-・-・-
  9:05
-・-・-・-

 小林の長電話が終わった。
 そして小林は立ち上がると、社長室へと入っていった。
 その小林を、目で追う優夏。
 “なんで部長が社長室に…”
 “なんか、あったのかしら…”
 小林の動向が気になる優夏。
 社長は山村といい、元々親会社にいた人物らしい。
 普段仕事をしている様子はなく、1週間に一度姿を見る程度である。
 入社して半年経つ優夏だが、社長が仕事する姿を見たことはなかった。

 入口付近に目をやる優夏。
 3人の男性社員達が、外出して行くのが見えた。
 その中に、樹生の姿もあった。

 15分ほど経った頃、小林は社長室から出てきた。
 遅れて、社長の山村が登場。
「皆さん忙しいとこすまんが、手を止めて聞いてくれ」
 ここにいる全員が、社長に注目した。
 そして、社長が話を始めた。
「実は親会社のほうから、仕事が回ってきた」
 社員達がザワつき始める。
 決していい話ではないことは、ここにいる全員が感じていた。

 内容は、親会社のほうで大きなイベントが重なり、スタッフが不足となったため、人員の貸し出しを要求されたとのことだった。
 つまり、親会社へ出向して、親会社の社員達にこき使われるということである。
 ここにいる、全員の顔が曇っていた。
/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ