この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第10章 ギルティ
-・-・-・-
18:07
-・-・-・-
定時を過ぎ、続々と同僚達は帰り支度をしていた。
すでに出向組は、全員退社していた。
明日からの、親会社への出向。
そして初日は午後出社ということで、決起集会となったらしい。
まあ、親会社の社員達に、ただの雑用として扱われることは確実であるため、不平不満や愚痴を言うための酒の席といったところである。
当然そこには、樹生も含まれている。
一方の居残り組も、ノー残業デーということで、続々と退社していく。
「優夏ちゃん、お先にねー」
由紀はデートらしく、上機嫌であった。
「あっ、お疲れ様でした」
焦る優夏。
パソコンが得意でない優夏は、データの取込みに手間取っていた。
…
「ふぅぅ、やっと終わった」
データの取込みを終え、息を吐く優夏。
そして、周りを見回す。
“えっ!?”
いつの間にか事務所には、3人しか残っていなかった。
自分と内山、そして小林の3人だけである。
その内山も、帰り支度をしていた。
“うそっ!まずいわっ”
慌ててパソコンの電源を切る優夏。
そして急いで、帰り支度を始めた。
18:07
-・-・-・-
定時を過ぎ、続々と同僚達は帰り支度をしていた。
すでに出向組は、全員退社していた。
明日からの、親会社への出向。
そして初日は午後出社ということで、決起集会となったらしい。
まあ、親会社の社員達に、ただの雑用として扱われることは確実であるため、不平不満や愚痴を言うための酒の席といったところである。
当然そこには、樹生も含まれている。
一方の居残り組も、ノー残業デーということで、続々と退社していく。
「優夏ちゃん、お先にねー」
由紀はデートらしく、上機嫌であった。
「あっ、お疲れ様でした」
焦る優夏。
パソコンが得意でない優夏は、データの取込みに手間取っていた。
…
「ふぅぅ、やっと終わった」
データの取込みを終え、息を吐く優夏。
そして、周りを見回す。
“えっ!?”
いつの間にか事務所には、3人しか残っていなかった。
自分と内山、そして小林の3人だけである。
その内山も、帰り支度をしていた。
“うそっ!まずいわっ”
慌ててパソコンの電源を切る優夏。
そして急いで、帰り支度を始めた。