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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第20章  カプセルロト
 …
 4人は順番に、ガチャくじを引くこととなった。

 まず坊主頭が、優夏の前にやって来た。
「ほんまに動けんのやな」
 そう言い、いやらしい目で優夏の体を見る。
 特に、双丘の頂上の蕾を見る目は鋭い。
 “やだっ、怖い…”
 鋭い眼光に、怯える優夏。

「では、コインを入れて回して下さい」
 高橋の言葉で、坊主頭がしゃがんだ。
 そしてコインを入れ、ハンドルを回す。
♪ガシャッ…ガシャッ…ガシャシャシャッコンッ…
 カプセルを取出す坊主頭。
 しかし、しゃがんだまま動かない。

 優夏は目線を落とし、坊主頭の顔を見た。
 その顔は、股間に向けられていた。
 “ちょっと…どこ見てんのよっ!”
 体を動かせない優夏は、唯一動かせる腰を引いた。
 だが可動範囲は僅かで、なんの対処法にもならなかった。

 じっと、股間を見続ける坊主頭。
「長いっ!…長すぎじゃっ!」
「おおっ、すまんすまん...」
「はよ、どけっ!」
 細い目の男からのツッコミで、やっと坊主頭は立ち上がった。
 …
 続いて細目の男が、優夏の前に立つ。
 細目の男も、胸ポチを見てからしゃがみ込んだ。
♪ガシャッ…ガシャッ…ガシャシャシャッコンッ…
 細目の男もまた、目の前の股間に熱い視線を送ってくる。
「毛ー、少なめやな!剃っとるん?」
「なっ!!!」
 優夏の顔は、真っ赤に染まった。
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