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第3章 　マジックショー

　…
　神ボディの再臨に、再び男達が色めき立つ。
　しかも今度は、両膝を固定されたガニ股姿という、追加オプション付きである。
　再び、優夏の立つ台が回転を始めると、男達の興奮度が増大していく。
　男達は目尻を下げ、鼻の下を伸ばして、不格好となった8等身美女の、なまめかしい姿態にくぎ付けとなっていた。
　モデルのような長い手足。
　半球型の大きな乳房。
　くびれたウエスト。
　プリっとした尻。
　まさに、神ボディと呼ぶに相応しい、極上の体である。
　男達は固唾を呑み、極上の体に見入っていた。

　特に男達の目を引いたのは、ハート形のカードで隠された股間だった。
　先程スクリーンに映された、ハート上部の谷間から見える陰毛。
　そして、ガニ股姿となったことで、下からも陰毛が見え、更にプックリと盛り上がる、大陰唇までもが確認出来る。

　スポットライトを浴びる優夏は、眩しさで会場の様子は見えないが、突き刺さるような視線を感じ取り、その顔は羞恥で上気していた。
　一本の紐と化したビキニは、尻の割れ目に加えて、陰裂にまで食込んでいる。
　かろうじて、ハート下部の尖った部分が陰核の位置にあり、直接の刺激は受けていないが、それでも十分過ぎるほどの刺激を、優夏は感じていた。
　“あぁぁ、やだっ、どうにかなりそう…”
　肉体的にも、精神的にも刺激を受け続けた優夏は、この状況に欲情していた。