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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第22章 エピローグ
~・~・~・~・~・~
一年前、高橋が興したこの会社。
その資金を出したのが、由利子である。
その際、由利子が高橋に出した2つの条件。
一つは、優夏を社員として雇用すること。
そしてもう一つ、自分を役員とすることだった。
取締役専務となった由利子。
本業があるため、出社するのは役員会議と企画会議のみ。
そこでは、由利子の意見が尊重される事が多い。
その結果。
催し物は、セクシー路線強めのものが多くなっていた。
それが要因なのか、イベントの発注も増加傾向である。
売上げも、右肩上がりを続けている。
~・~・~・~・~・~
新しい案を考えるため、続々と退室していく社員達。
そんな中、優夏だけは席を立たずにいた。
会議室に残ったのは、優夏と3人の役員。
社長の高橋と、その相棒の常務。
そして、取締役専務の由利子の4人。
これが創業時の、メンバーでもある。
すると由利子が、口を開いた。
「私から一つ、提案があるんだけど…」
「またなにか、アイデアでも?」
社長の高橋が、身を乗り出す。
「思い切って、オナニーショーなんてどうかしら?」
「えっ!?………」
由利子の突飛な案に、固まる高橋。
常務と優夏も、同様に固まっていた。
一年前、高橋が興したこの会社。
その資金を出したのが、由利子である。
その際、由利子が高橋に出した2つの条件。
一つは、優夏を社員として雇用すること。
そしてもう一つ、自分を役員とすることだった。
取締役専務となった由利子。
本業があるため、出社するのは役員会議と企画会議のみ。
そこでは、由利子の意見が尊重される事が多い。
その結果。
催し物は、セクシー路線強めのものが多くなっていた。
それが要因なのか、イベントの発注も増加傾向である。
売上げも、右肩上がりを続けている。
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新しい案を考えるため、続々と退室していく社員達。
そんな中、優夏だけは席を立たずにいた。
会議室に残ったのは、優夏と3人の役員。
社長の高橋と、その相棒の常務。
そして、取締役専務の由利子の4人。
これが創業時の、メンバーでもある。
すると由利子が、口を開いた。
「私から一つ、提案があるんだけど…」
「またなにか、アイデアでも?」
社長の高橋が、身を乗り出す。
「思い切って、オナニーショーなんてどうかしら?」
「えっ!?………」
由利子の突飛な案に、固まる高橋。
常務と優夏も、同様に固まっていた。