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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第4章 ブラックメール
…
小林と二人きりになった優夏は、不安に打たれていた。
しかし、衣服を取り返すという目的のため、切り出した。
「部長、私の服を返してください」
「ああ、もちろん返しますよ」
「なんで人の物を、勝手に持っていくんですか」
小林に、怒りをぶつける優夏。
「まあまあ、ところで小栗君。また一つお願いがあるんだが」
優夏の言葉など、意にも介さない様子の小林。
「はあっ?」
そんな小林の態度に、優夏の怒りは増していく。
「実は、珍斉先生に頼まれてね」
「今はそんな話を…」
「小栗君には、次のショーにも出てもらうことにしたから」
「はぃ!?…何を言ってるんですか?」
「これ、次の衣装だから」
あまりにも突飛な話の展開に、優夏は思わず、小林から衣装を受け取ってしまう。
「えっ、あの、そんな勝手な…」
「これで、昨夜の社内セックスの件は、なかったことにしますので」
昨夜の件を再び持ち出し、優夏が拒めない状況を作る小林。
「でも、それとこれとは…」
「関係あるんだよっ!」
「えっ!………」
突然の小林の恫喝に、優夏は言葉を失った。
「まあ、よろしく頼むよ」
優しい口調に戻った小林は、露出している優夏の肩を掴み、ニヤリと笑った。
その小林に恐怖を感じた優夏は、出演を拒むことを諦めた。
優夏は受け取った衣装を持ち、控室へと引き返していった。
小林と二人きりになった優夏は、不安に打たれていた。
しかし、衣服を取り返すという目的のため、切り出した。
「部長、私の服を返してください」
「ああ、もちろん返しますよ」
「なんで人の物を、勝手に持っていくんですか」
小林に、怒りをぶつける優夏。
「まあまあ、ところで小栗君。また一つお願いがあるんだが」
優夏の言葉など、意にも介さない様子の小林。
「はあっ?」
そんな小林の態度に、優夏の怒りは増していく。
「実は、珍斉先生に頼まれてね」
「今はそんな話を…」
「小栗君には、次のショーにも出てもらうことにしたから」
「はぃ!?…何を言ってるんですか?」
「これ、次の衣装だから」
あまりにも突飛な話の展開に、優夏は思わず、小林から衣装を受け取ってしまう。
「えっ、あの、そんな勝手な…」
「これで、昨夜の社内セックスの件は、なかったことにしますので」
昨夜の件を再び持ち出し、優夏が拒めない状況を作る小林。
「でも、それとこれとは…」
「関係あるんだよっ!」
「えっ!………」
突然の小林の恫喝に、優夏は言葉を失った。
「まあ、よろしく頼むよ」
優しい口調に戻った小林は、露出している優夏の肩を掴み、ニヤリと笑った。
その小林に恐怖を感じた優夏は、出演を拒むことを諦めた。
優夏は受け取った衣装を持ち、控室へと引き返していった。