この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第6章 トラップ
…
倉庫の電動シャッターが下りるのを待つ二人。
そこへ一台の車がやって来る。
「あっ!来たっ」
それに反応する由紀。
やって来たのは、由紀の彼氏だった。
由紀はスマホで連絡を取り、彼氏に迎えに来てもらったのだ。
車で家まで送ると由紀に言われたが、優夏は断った。
優夏の住むアパートは、倉庫の目の前のバス停から乗って5分程度と近く、以前は徒歩で通勤していた。
戸締りは任せてと、優夏は由紀を先に帰した。
由紀を見送り、倉庫の脇にある階段を上がる優夏。
この上には、優夏が半年前まで通勤していた事務所がある。
嫌な思い出の場所ではあるが、優夏は懐かしさを感じていた。
…
2階に上がり、事務所のドアにカギを差し込む優夏。
「あれっ!?」
事務所のドアは、施錠されていなかった。
“確かにかけたはずなのに…”
事務所から倉庫のカギを持ち出したのは、優夏である。
その際、間違いなく施錠したはずだった。
不審に思いながら、ドアを開ける優夏。
事務所の灯りは点いている。
それは、優夏が点けっぱなしにしたからである。
“まさか、泥棒とかいないわよね”
恐る恐る中へと入っていく優夏。
すると、点けていないはずの灯りまでもが点いているのに気付いた。
“やだっ!誰かいるの?”
優夏は音をたてぬよう、奥へと進んだ。
すると、一番奥の席に人が座っているのが見えた。
“えっ!誰?”
優夏は怯えながらも歩を進め、誰なのかを確認しようと試みることにした。
倉庫の電動シャッターが下りるのを待つ二人。
そこへ一台の車がやって来る。
「あっ!来たっ」
それに反応する由紀。
やって来たのは、由紀の彼氏だった。
由紀はスマホで連絡を取り、彼氏に迎えに来てもらったのだ。
車で家まで送ると由紀に言われたが、優夏は断った。
優夏の住むアパートは、倉庫の目の前のバス停から乗って5分程度と近く、以前は徒歩で通勤していた。
戸締りは任せてと、優夏は由紀を先に帰した。
由紀を見送り、倉庫の脇にある階段を上がる優夏。
この上には、優夏が半年前まで通勤していた事務所がある。
嫌な思い出の場所ではあるが、優夏は懐かしさを感じていた。
…
2階に上がり、事務所のドアにカギを差し込む優夏。
「あれっ!?」
事務所のドアは、施錠されていなかった。
“確かにかけたはずなのに…”
事務所から倉庫のカギを持ち出したのは、優夏である。
その際、間違いなく施錠したはずだった。
不審に思いながら、ドアを開ける優夏。
事務所の灯りは点いている。
それは、優夏が点けっぱなしにしたからである。
“まさか、泥棒とかいないわよね”
恐る恐る中へと入っていく優夏。
すると、点けていないはずの灯りまでもが点いているのに気付いた。
“やだっ!誰かいるの?”
優夏は音をたてぬよう、奥へと進んだ。
すると、一番奥の席に人が座っているのが見えた。
“えっ!誰?”
優夏は怯えながらも歩を進め、誰なのかを確認しようと試みることにした。