この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第1章  プロローグ
 バックでの性交で、樹生が1回イクまでに、優夏は3回絶頂を迎えていた。
 ...
 交際して2か月の二人は、職場が同じということもあり、勤務後に互いの家を行き交いながら、SEX三昧の日々を送っていた。
 そんな二人だが、普段のSEXに比べ、今日は格段に興奮していた。
 それは、職場でSEXしていると言う、背徳感。
 また、誰かがやって来るかもしれないという、スリル感によるものだった。
 ...
 性的倒錯状態の二人は、更なる快楽を求めていく。
 椅子に腰を下ろす樹生。
 その上に跨り、肉棒を掴み、自分の秘部へと当て、腰を沈める優夏。
 対面座位で繋がった二人は、貪欲に快楽を求めて腰を振り始めた。
 その時だった。
♪ガタンッ
 事務所の玄関のドアが開く音が聞こえた。
 突然の来訪者に、慌てて離れる二人。
 優夏は、タイトスカートを下し、身なりを整えながら部屋の端へと移動した。
 一方の樹生は、パンツとズボンを取り、急いで穿いた。
 間もなく、二人のいる部屋の引き戸が開く。
♪ガラガラッ
「どうだ、終ったか?」
 現れたのは、上司の小林部長だった。
「あっ部長…おっ…おぉ疲れ様ですっ」
 動揺しながら、上司に挨拶する樹生。
「おつかれっ…んっ!小栗君もいたのかね?」
 小林は、優夏の存在にすぐに気付いた。
「こっ…こんばんわ部長…」
 ぎこちなく挨拶する優夏。
「………」
 小林は黙ったまま室内を見回し、この状況を考えていた。
 そして、小林の鼻が異臭に気付く。
 室内には、二人の汗と卑猥な分泌液の混じった臭いが漂っていた。

 樹生は社内での情事がバレないよう、思いつくままに嘘の説明をした。
 忘れ物を取りに来た優夏に、夕飯の買い出しを頼んだと説明し、優夏もそれに合わせ、
その場を取り繕った。
 小林は黙って話を聞いていたが、その表情を見る限り、釈然としていないことは理解できた。
 この場から離れるため、優夏が動く。
「じゃー笹倉先輩、私は失礼します」
「あっああ、ハンバーガーありがとう。気を付けて帰って」
 よそよそしい会話をした優夏は、小林に会釈をしてその場を去っていった。
/453ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ