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S級有害図書
第4章 「宇佐美玲の場合」
 先に海で泳いでいると、水着に着替えた玲がやってくる。赤いビキニの上下の水着だ。あまり胸のボリュームはない形のいいバスト、くびれたウエスト、引き締まったヒップ、抜群のプロポーションである。けど、それをいうとまた正拳突きが飛んでくるのだろう。
「なんだよ?」
「いや、なんでも・・・」
「俺らしくないか?」
「・・・まあな」
「俺、考えたんだよ。いくら男になりたいと思ってもやっぱり俺は女で、だったら女であることを受け入れるべきなのかってな」
「・・・そうか」
「なんだよ」
「お前も大人になったんだなって」
「うるせえよ」
玲はバスタオルを放り投げ、海へ駆け出して行く。

ひとしきり泳いだ後、玲は着替えをしに岩影に隠れた。
俺にとって、あいつの今回の帰省は唯一のチャンスかもしれない。俺は覚悟を決めた。岩影に入って行った玲を追う。
 玲はビキニトップを外し、上半身をバスタオルで拭いていた。入ってくる俺に気づいて振り返る玲。慌てて、バスタオルで小振りなおっぱいを隠す。
「バ、バカっ、何やってんだ、お前っ」
「なあ」
「なんだよ?」
「女であることを受け入れるって言ったよな。じゃあ、俺はお前を女としてみていいんだよな?」
「どういう意味だよ」
「お前、俺の彼女になれよ」
「は?」
「俺は正直言って女ってやつは苦手だ。だからお前ほど付き合いやすい女はいないだろ」
「ふざけんじゃねえよ」
「ふざけてねえ。俺は本気だっ!」
俺は玲に近づいた。
「来るんじゃねえよっ!」
予想通り正拳突きが飛んでくる。
玲の拳を受け止めて、岩壁に押さえつける。
「痛てっ」
「もう一度言う。俺は本気だ。俺は昔からお前のこと、女として好きだったんだ」
「バ、バカっ」
俺は強引に玲にキスをする。玲は抵抗するが、腕を押さえつけられたままで俺をはねのけることは出来ない。俺は何年もかけた想いのまま、激しく玲の唇を求めた。片手は押さえつけられ、片手はバスタオルでおっぱいを隠している。抵抗できない玲の唇を俺は存分に犯した。
「やめろ・・・バカ・・・」
キスをしながら、玲のおっぱいをバスタオル越しに触る。タオルの上からでも胸の突起を感じることができる。顔を真っ赤にして抵抗する玲。
「や、やめ・・・ろ・・・」
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