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S級有害図書
第5章 「佐伯優の場合」
 ジャパンゲームショウ。それはコスプレイヤー達の聖地。ゲームに登場するキャラクターに仮装して、ライバル達が優劣を競うのである。
 私の名前は佐伯優。高校二年生。趣味は自作のコスプレ。つまり今日のゲームショウは私の渾身の発表の場なのである。たくさんのカメラ小僧さん達に私のコスプレを撮ってもらうのだ。
 今日の私のコスプレは、ゲーム「サムライ少女」のマスコットキャラである早坂咲の浴衣バージョン。早坂咲独特の模様を織り込んだ自作の浴衣で超レアなコスプレなのだ。制限時間いっぱいまで、このコスプレで目立ってやるのだ。
「優、今日は随分と普通なのね。そんなんじゃ私の隣で霞んじゃうわよ」
 隣のブースで派手な水着のコスプレを披露している同級生の田代美和が声をかけてくる。
彼女のコスプレは、ゲーム「バトルロイド」の女性キャラクターであるファイティングレイだ。非常に露出度高めの赤いビキニの戦闘服だ。腰のガンベルトには、大きなナイフと手錠が装備されている。彼女は身長もあり、おっぱいもCカップはあるので、こう言うコスプレが非常によく似合う。コスプレのために伸ばした長い髪も風になびいて素敵に見える。
 それに比べて私はと言うと、クラスで一番のチビでおっぱいもぺったんこ。だから少女趣味的なキャラクターしかできなくて、美和が少し羨ましい。でも美和にだって私みたいなコスプレはできないのだ。それを美和もわかっているんだろう。いつも私をライバル視して絡んでくる。迷惑な話だ。
 予想はしていたけど、開始早々に美和の前には人だかりが出来た。抜群のプロポーションとコスプレの過激さで、いつも男達が群がってくる。小振りだが形のいいおっぱいを面積少なめの赤い布が覆っている。パンツもハイレグ感こそないが綺麗な三角形で、今にもあそこの毛が見えてしまいそうな際どさだ。あー、毛は処理してきてるのか。サイズが少し小さめなのか、今にもおっぱいが溢れそう。パンツのサイドについてるリングも肌にめり込んでいる。きっとわざと小さめを無理に着てると見た。そこまでして男達の気を引きたいのか。たくさんのカメラ小僧に裸すれすれの格好を晒して、悦に浸っているのかもしれない。
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