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S級有害図書
第8章 「篠塚美咲の場合」
 ・・・ギシッギシッ。暗闇の中でベッドがきしむ音がする。何かが意識のない裸の少女を犯している。骨と皮だけの手が美咲の小振りな乳房を激しく弄り、ぬめぬめと濡れた巨大な陰茎が美咲の膣を出入りする。膣内に激しい異物感を感じ、意識を取り戻す美咲。

「・・・ひぃっ!」

 恐怖する少女。骨と皮だけのおよそ人間に見えない男が、裸の少女を犯している。顔は骸骨のように骨格丸出しで、背中は傴僂のように丸くなり、あばら骨が剥き出しになっている。腹部はスカスカで、ハッキリと形が浮き出た骨盤から巨大な陰茎が、美咲の膣に突き刺さっている。

「いやぁっ、助けてっ助けてぇっ!」

必死に抵抗する美咲だが、両手を後ろで縛られていて自由が利かない。まるでゴブリンのような男の骨と皮だけの手が美咲の乳房をまさぐり、巨大な陰茎が美咲の膣を激しく突き上げる。大粒の涙を零しながら必死の抵抗を続ける美咲。地獄の底から聞こえるような声で男が話しかけてくる。

「そう、抵抗するな。もう終わる」

聞き間違えでなければ、日本語である。ということは「もう終わる」の指す意味は・・・。

「いやあぁっ、やめてっやめてっ、・・・中は・・・中はいやぁっ!」
「もう遅いわ」

男が陰茎を引き抜くと、美咲の膣口から白濁の液体がどろっと溢れ出る。

「・・・いやぁ・・・やだぁ・・・」
「わしの子を宿せば、お前にとってもいい事だと思うがの・・・」

 陰茎が膣から抜かれた事で、男との間にわずかに距離が出来る。その間に足を入れ、男を蹴り飛ばす美咲。男はベッドから投げ出され、自分では立ち上がることも出来ない。部屋の扉を体当たりして開け、逃げ出す美咲。

 ・・・あの男に犯されるのは、二度といやだ。

使用人を振り切り、屋敷から全裸で逃げ出す美咲。大きく揺れる小振りな乳房。薄桃色の清らかな乳首。白濁の液体の滴る陰部。行き交う人に全てを晒して、夜の街を走る裸の少女。
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