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馨の彼女なんてならない!
第5章 言えなかったこと
いいよ、今だけ肩を貸したあげる。
三玲の胸のなかに馨は顔を埋めた。
「ちょっと 貸すのは肩だけっていった…」
遠ざけようとする腕を支え、馨は
赤くなりながら答える。
いまだけ…少しだけ…お願い。
そんな甘えた声聞こえると何にも言えないじゃん。
「…じゃぁ…少しだけね。」
トクン…トクン…
2人のおでこが近くなっていく
吐息までわかる距離まできたけど
互いに反らしてしまった。
俺、キスしようとしてた。
瑠璃と別れたばっかだし 都合よすぎだよな
さすがに手が早いよなっ…
でも離れたくない。
「5時間目の後、なに話してたの?あいつと」
「あー、佐藤くん? 同じ番組昨日、
みてて盛り上がったの、優しい感じだよね。」
「アイツは誰にでも優しいんだよ。
三玲は簡単に騙されそうだから」
「わかってるよ。…嫉妬してくれたんじゃ
ないよね?」
「…何て言った?」
「なんでもないよ。」
本当は佐藤が三玲のこと 気になってるのは
耳にしたことがあったんだ。
でも簡単に(誰も)三玲こいつ の隣には譲れない。
三玲の胸のなかに馨は顔を埋めた。
「ちょっと 貸すのは肩だけっていった…」
遠ざけようとする腕を支え、馨は
赤くなりながら答える。
いまだけ…少しだけ…お願い。
そんな甘えた声聞こえると何にも言えないじゃん。
「…じゃぁ…少しだけね。」
トクン…トクン…
2人のおでこが近くなっていく
吐息までわかる距離まできたけど
互いに反らしてしまった。
俺、キスしようとしてた。
瑠璃と別れたばっかだし 都合よすぎだよな
さすがに手が早いよなっ…
でも離れたくない。
「5時間目の後、なに話してたの?あいつと」
「あー、佐藤くん? 同じ番組昨日、
みてて盛り上がったの、優しい感じだよね。」
「アイツは誰にでも優しいんだよ。
三玲は簡単に騙されそうだから」
「わかってるよ。…嫉妬してくれたんじゃ
ないよね?」
「…何て言った?」
「なんでもないよ。」
本当は佐藤が三玲のこと 気になってるのは
耳にしたことがあったんだ。
でも簡単に(誰も)三玲こいつ の隣には譲れない。

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