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生意気少女に制裁を
第1章 始まり
莉央でさえ自分の父親のヤバい写真などという存在を知らないのに、何故根元がそんなものを持っているのか疑問でしかなかった。流石にこればかりは根元がハッタリを言っているとしか思えない程である。


「信じてないの?これを見ても信じられないかしら」


根元は片手でポケットからスマートフォンを取り出し、その画面を莉央の目の前に突き出した。


「うそ……パパ、どうして…」


その画面には、莉央の父親と若い女性がラブホテルに入っていく瞬間を激写したものが表示されていた。莉央は目を疑ったが、その写真に写っているのは間違いなく自分の父親そのものだ。


「あんたのパパは大企業の社長で奥さんも元モデルだから、メディアにも結構出てたわよね?これがマスコミに渡ったらどうなっちゃうんだろう?」

「それだけは…それだけは絶対にダメ!」


莉央の今の地位があるのは、ほとんどが父親のお陰であった。このようなゴシップでのイメージダウンは会社の信用に大きく関わる。それが売上を左右することもあると言っても過言ではないということは、父親からよく聞いて莉央も知っていた。万が一それで会社の経営が傾いたり父親が今の役を追われたりすれば莉央の地位も危うくなってしまう。たとえそれがなくとも、不倫をした社長の娘など白い目で見られるに決まっている。金で解決出来ることもあるかもしれないが、父親に恨みを持つ人間は多数いるため、どこかに情報が渡った時点でアウトだと莉央は考えていた。


「どう?舐める気になった?」

「そしたら…その写真消してくれるの?」

「…うん、いいよ。今度は嘘はつかないわ」


莉央はその言葉が完全に信用出来るとは思わなかったが、今ではもう背に腹はかえられぬ思いであった。
震える唇を根元の指に近づけ、舌を出して犬のようにぺろぺろと舐める。自分から出たとはいえ顔を顰めてしまうような味がした。そのしょっぱさが尿の味なのか涙の味なのかも分からなかった。
莉央は泣いてもなお、何も悪いことはしていないのに何故こんな目に遭わなければならないのかと憤っているのだった。
その様子を少し離れて見ていた取り巻き達は、いつもは傲慢な美少女が屈したその姿に、今まで味わったことの無い高揚感を覚えていた。
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