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生意気少女に制裁を
第3章 失われた日常
「あんたバスの中なのに痴漢されて、ヨガリ声上げてなに気持ちよくなってんの?」


根元は莉央を馬鹿にしたように笑い、耳元でそう囁いた。莉央は恐怖や不快感よりも先に根元への怒りが込み上げ、根元の胸ぐらを掴んで強く睨みつけた。


「お前…いい加減にしろよ!誰のせいでこんな…!」

「気持ちよくなってたのは事実でしょう?ていうかその汚い手離しなさいよ、イカ臭いんだけど」


莉央はとっさに根元から手を離し、つい自分の掌の匂いを確認してしまった。先程の男のことが思い出され、また吐き気が蘇ってくる。


「早く学校行こうよ笠井さん、早くしないと昨日のこと皆にバレちゃうよ?」

「クソ…なんで私が」

「放課後が楽しみね?」


莉央は学校についてすぐ、トイレで根元から予備のスカートを受け取った。それは普段莉央が履いているスカートよりもずっと短い丈のもので、股下5センチあるかないかといった長さだった。


「ちょっと!こんなの履けるわけないでしょ!ふざけてるの?!」

「いつも短くしてる癖に何が不満なの?それとも精子付きのスカートが履きたいの?」

「違う!だってこれじゃ…見えちゃうじゃん」

「見えない様に頑張ればいいだけでしょ。ほら早くそれ脱いでこっちに着替えなさいよ」


莉央は怒りに身を震わせながらも、ここで根元に逆らう訳にはいかないと渋々スカートのファスナーを下ろした。


「…ちょっと、着替えるからさっさと出ていってよ」

「勝手にパンツ履かれても困るしここで監視しててあげる。ホームルーム始まる前に早く脱いだ方が身のためよ?」


莉央は意を決してスカートを脱いだ。普段見下しているクラスメイトに見られている前で下半身裸になるなど、屈辱以外の何ものでもなかった。


「…ところで、痴漢には何されたの?」

「は?そんなこと今どうだっていいでしょ…早くそれ渡してよ」

「もしかして犯されたの?」

「犯されてねえし!なんなの本当、キモイんだけど」


カッとなって声を荒らげた莉央の秘部に、根元の手が伸びた。その手は莉央のクリトリスを刺激するようにグリグリと股に押し付けられる。
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