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ブレインウォッシャー
第3章 けじめ
 賀寿美は既に殉教者気分に浸っている。これ以上の嘉代子からの仕打ちはご褒美にしかならない。
 「そこまでた嘉代子!」
 やっときた復讐の機会を制止する俺を思わず睨むが頬にビンタを受けて我に戻り平伏する。
 「申し訳ございません。」
 「構わないさ。だけど復讐する相手が違うだろ?」
 俺はアゴて男二人を指す。
 「女房が責められてるのをみて羨ましがってザーメン垂れ流してる父親と自分のせいで愛人が責められてるのに眉ひとつ動かさない祖父。どう思う?」
 嘉代子は二人に歯を剥くだけで返事が出来ない。怒り心頭に発すると言葉をなくすものらしい。
 「俺が復讐してやる。」
 耳元で囁いてやると嘉代子の身体から力が抜ける。俺が床に胡座をかくと右横に嘉代子が寄り添い体重を預けてくる。
 「賀寿美。お前も来い。」
 呼ばれて空いている左側に座りこちらも身体を預けてくる。
 二人の胸を揉みながら命令を発する。
 「康介。源一郎の下半身を裸にしろ!」
 命令に逆らう事は出来ない。康介はベルトに手を伸ばしバックルを外しファスナーを下げる。裸にしろとの命令は源一郎にも利いていたようで脱衣を腰を上げて協力する。晒されたチンポは流石は歴戦の暴君だ。こんな状況でも既に半立ちだ。自分の動かないチンポと比べ惨めな思いに打ちひしがれる康介に更に命令を重ねる。
 「源一郎のチンポを咥えて勃起させろ!」
 康介を飼っていた女王様はうちのホテルの常連さんだ。ペットを多頭飼しててペット同士で交わらせて楽しむ趣味があった。当然康介も男への奉仕の仕方は熟知している。
 「ワン!」
 と一声鳴くと実父の股間にむしゃぶりつく。流石のテクニックだ。あっという間に完全勃起する。この場合康介のテクニックを誉めるべきか源一郎の歳に似合わぬ絶倫を誉めるべきか?
 「康介!挿入てよし!」
 女王様が使っていた命令文だ。康介はもう一度犬の鳴き声を上げると後ろ手で父の肉棒を掴み菊穴に当てると一気に腰を落とす。源一郎は目をひんむいて康介を睨み付けるが声は俺が封じたままなので呻き声しか出ない。何をやっても源一郎からの叱責はない。そう悟ると康介の腰の動きは活発になる。力の象徴だった父を身動き出来ないのに勃起だけする性欲の塊の父を自分を馬鹿にし続けた父を汚す。犯す。辱しめる。なんという背徳感。なんという支配感。生まれて初めて父を越えた。
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