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息子の嫁
第15章 愛の交歓

「私――お義父さんの所に帰りたくって、ずっと指輪を握りしめて耐えてたの……。酷いことも云われたけど指輪は、お義父さんなんだって私は、独りじゃないんだって――そう想い耐えたの……。だから私――全然、痛くなかった…。」
そう私に、話してくれたが指輪が彼女の支えになってくれてたことが私は嬉しかった。
結婚しよう。そう彼女に約束してたが今日の席に、私が同席出来ないとしり言葉ではなく形のある物をと、そう考え指輪を買ったのだった。
「麗奈…。本当に痛くないのかい?」
「うん。」
私の顔を見て彼女がにこっと笑ったが私は、そんな彼女の傷付いた手の平を舐めた。
と言うよりも、そうして上げずにはいられなかったと言う方が正しいのかも。
傷付いた手の平を舐めると「駿…。」そう彼女が私を呼び、私の顔を見た後「あっ!」と彼女が声を発した。
「痛かったのかい?」
「違うの…。私――。」
「麗奈…。今、私を駿って名前で呼んでたけど、もう一度、名前で呼んでくれないかい?」
「ごめん…。私――嬉しくて、ついお義父さんの事を名前で呼んでしまって――。」
「婚約指輪をして何時までも、お義父さんじゃあおかしいだろう?もう一度呼んでくれないかい?」
「駿…。」
彼女が私を名前で呼んだ。
「もう一度、呼んでくれ…。」
始めて彼女に、名前で呼ばれたことが嬉しくて私が彼女に、そうお願いすると恥ずかしそうに、下を向いてた彼女が顔を上げ私の顔を見て「駿…。」と私を、そう呼んでくれた。
そう私に、話してくれたが指輪が彼女の支えになってくれてたことが私は嬉しかった。
結婚しよう。そう彼女に約束してたが今日の席に、私が同席出来ないとしり言葉ではなく形のある物をと、そう考え指輪を買ったのだった。
「麗奈…。本当に痛くないのかい?」
「うん。」
私の顔を見て彼女がにこっと笑ったが私は、そんな彼女の傷付いた手の平を舐めた。
と言うよりも、そうして上げずにはいられなかったと言う方が正しいのかも。
傷付いた手の平を舐めると「駿…。」そう彼女が私を呼び、私の顔を見た後「あっ!」と彼女が声を発した。
「痛かったのかい?」
「違うの…。私――。」
「麗奈…。今、私を駿って名前で呼んでたけど、もう一度、名前で呼んでくれないかい?」
「ごめん…。私――嬉しくて、ついお義父さんの事を名前で呼んでしまって――。」
「婚約指輪をして何時までも、お義父さんじゃあおかしいだろう?もう一度呼んでくれないかい?」
「駿…。」
彼女が私を名前で呼んだ。
「もう一度、呼んでくれ…。」
始めて彼女に、名前で呼ばれたことが嬉しくて私が彼女に、そうお願いすると恥ずかしそうに、下を向いてた彼女が顔を上げ私の顔を見て「駿…。」と私を、そう呼んでくれた。

