この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
息子の嫁
第24章 最終章

そんな時、軽トラックに乗り熊谷さん、夫婦が帰って来た。
「おはようございます。」
私は、歩み寄り挨拶をした。
「どうですか、ここの風景は似てますか?」
彼に、そう訊かれた。
「風景は、妻じゃないと分からないんですが私は、違うものを感じてます。」
「ほう…。それは?」
「親切な熊谷さん、ご夫婦に出会えた事です。見ず知らずの私達に、ここまで良くしてくれる人達が居るでしょうか?そこに私は何かを感じるんです。」
「人は、各々ですから何処かに居る んじゃ ないですかなあ……。」
「そうでしょうか……。」
「立花さん。写真を撮って奥さん見せたらどうですか?」
「そうか…。」
その時、私は目から鱗が落ちた気分だった。
彼に、的確なアドバイスをもらいスマホで私は、ここの景色を何枚も写真に撮った。
写真を撮りながら何時しか私は、麗奈が夢で見た景色が、ここでありますようにと祈る気持ちで夢中でシャッターを切った。
麗奈は、お昼頃にならなければ目を覚まさなかった。
早く合って私が撮った写真を見て欲しかった。
そんな逸る気持ちを抱えながら朝食が済んだ後、近くの小川を見てた。
釣りに良さそうな川だった。そう言えば昨日、酒のつまみにイワナの焼いて干したのが出てた。
「何を見てるんだい?」
川を見てた私に彼が歩み寄った。
「熊谷さん、ここにイワナはいますか?」
「ああ…。昔から比べたら大分、少なくなかったけど、まだイワナはいるよ。立花さん、釣りはお好きで?」
「若い頃は友達と、しょっちゅう釣りをしてました。」
「そうですか?」
「じゃあ昨日、食べたイワナは、この川で?」
「私が、釣ったんだ。」
「おはようございます。」
私は、歩み寄り挨拶をした。
「どうですか、ここの風景は似てますか?」
彼に、そう訊かれた。
「風景は、妻じゃないと分からないんですが私は、違うものを感じてます。」
「ほう…。それは?」
「親切な熊谷さん、ご夫婦に出会えた事です。見ず知らずの私達に、ここまで良くしてくれる人達が居るでしょうか?そこに私は何かを感じるんです。」
「人は、各々ですから何処かに居る んじゃ ないですかなあ……。」
「そうでしょうか……。」
「立花さん。写真を撮って奥さん見せたらどうですか?」
「そうか…。」
その時、私は目から鱗が落ちた気分だった。
彼に、的確なアドバイスをもらいスマホで私は、ここの景色を何枚も写真に撮った。
写真を撮りながら何時しか私は、麗奈が夢で見た景色が、ここでありますようにと祈る気持ちで夢中でシャッターを切った。
麗奈は、お昼頃にならなければ目を覚まさなかった。
早く合って私が撮った写真を見て欲しかった。
そんな逸る気持ちを抱えながら朝食が済んだ後、近くの小川を見てた。
釣りに良さそうな川だった。そう言えば昨日、酒のつまみにイワナの焼いて干したのが出てた。
「何を見てるんだい?」
川を見てた私に彼が歩み寄った。
「熊谷さん、ここにイワナはいますか?」
「ああ…。昔から比べたら大分、少なくなかったけど、まだイワナはいるよ。立花さん、釣りはお好きで?」
「若い頃は友達と、しょっちゅう釣りをしてました。」
「そうですか?」
「じゃあ昨日、食べたイワナは、この川で?」
「私が、釣ったんだ。」

