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第24章 最終章

私が、部屋に入ると「駿…。」そう私を呼び彼女が笑顔を見せた。

病室のカーテンを引くと私達のプライベートは守られた。

カーテンを引き私は彼女を抱きキスをした。


「駿…。ごめんね…。私――」

「麗奈の性じゃあないから。」


「でも私――駿…。今は、どうしてるの？」

「救急車を呼んでもらった熊谷さんって言う夫婦の家に世話になってるんだ…。」


「そうなの？じゃあ毎晩、泊めてもらってるの？」


「今日は帰るけど明日から麗奈が退院するまではって云われて断れなかったんだ……。」

「そう…。駿らしわね？」

「あっ！そうだ麗奈に見てもらおうと想って写真を撮って来たんだ。見てくれるかい？」


私は、彼女にスマホを手渡し彼女が、それを見ていた。


「どうだい？」

「いっぱい撮ったのね？」

「どうだい？」

そうして何枚物の写真を見ていた彼女の手が止まりじっと、一枚の写真を見続けてた。


「似てるのかい？」

「はっきり、ここだっては確証がないけど、とても似てるの……。」

「ごめんね…。私――はっきりしなくて……。」

「気にする事ないから。今日は、麗奈に合って欲しく熊谷さんを連れて来てるんだ…。ちょっと待ってくれよ……。」


そう彼女に言い病室の外で待ってた彼を迎えに行き、連れて来た。

「熊谷です。お加減はどうですか？」

彼が麗奈に訊いた。

「駿が、お世話になり大変、親切にして頂いてるそうで、ありがとうございます。」

そう彼に麗奈が云った。

「写真は、どうでした？」

以外にも彼が麗奈に訊いた。

「とても似てる気がしますが、実際に見て見ないと……。はっきり出来なくて、ごめんなさい。」


そう麗奈が彼に云った。