この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
息子の嫁
第24章 最終章

一端、車から下り彼の、奥さんに挨拶をしてた私を、彼が小川に誘った。
「こうして川を見てると私は、気持ちが落ち着くんですよ。立花さんの気持ちは痛い程、私にも伝わりましたよ。
けど、奥さんに無理強いするのは、どうでしょう?夢を見たのは立花さんじゃなく、奥さんなんですから…。」
「すみません。」
「あなたの事だから、きっと私が病室を出た後、奥さんに謝ったとは想うけど立花さんに、私達が好きになってもらえた事が私は、嬉しいんです。」
「見ず知らずの私達に、こんなにも良くしてもらい私は、妻の夢を追い掛けながらも、この場所で熊谷さん達、ご夫婦と一緒に暮らせたらどんなにいいかと、そう想ってました。」
「立花さんは、ばあさんと同じで泣き虫なんですねえ……。ますます私は、立花さんが好きになりましたよ。何時か、この川で一緒に、イワナ釣りをしましょう……。」
「ありがとうございます。」
その後、彼が今後の事を私に訊いた。
私は、自分の家に帰り彼女の下着類や必要な物を取りに行き、自宅から病室に通う事を話した。
そんな私に彼が言った。
「それじゃあ大変でしょう……。」
そう云い、彼の家に泊まり病院に通ってはと云ってくれた。
「ありがとうございます。でも、これ以上ご迷惑を掛けるのは――」
私は、一端、この話しを断った。
「ばあさんが寂しがるだろうなあ……。彼奴は立花さん、貴方が好きになったようですし私も、貴方が好きになった。」
そうまで云われ私は、断れ切れなかった。
「じゃあ、お言葉に甘えさせて頂きます。」
「そうかい。老い先、短い私達にお手伝いさせて下さい。」
そう彼が私に云った。
「こうして川を見てると私は、気持ちが落ち着くんですよ。立花さんの気持ちは痛い程、私にも伝わりましたよ。
けど、奥さんに無理強いするのは、どうでしょう?夢を見たのは立花さんじゃなく、奥さんなんですから…。」
「すみません。」
「あなたの事だから、きっと私が病室を出た後、奥さんに謝ったとは想うけど立花さんに、私達が好きになってもらえた事が私は、嬉しいんです。」
「見ず知らずの私達に、こんなにも良くしてもらい私は、妻の夢を追い掛けながらも、この場所で熊谷さん達、ご夫婦と一緒に暮らせたらどんなにいいかと、そう想ってました。」
「立花さんは、ばあさんと同じで泣き虫なんですねえ……。ますます私は、立花さんが好きになりましたよ。何時か、この川で一緒に、イワナ釣りをしましょう……。」
「ありがとうございます。」
その後、彼が今後の事を私に訊いた。
私は、自分の家に帰り彼女の下着類や必要な物を取りに行き、自宅から病室に通う事を話した。
そんな私に彼が言った。
「それじゃあ大変でしょう……。」
そう云い、彼の家に泊まり病院に通ってはと云ってくれた。
「ありがとうございます。でも、これ以上ご迷惑を掛けるのは――」
私は、一端、この話しを断った。
「ばあさんが寂しがるだろうなあ……。彼奴は立花さん、貴方が好きになったようですし私も、貴方が好きになった。」
そうまで云われ私は、断れ切れなかった。
「じゃあ、お言葉に甘えさせて頂きます。」
「そうかい。老い先、短い私達にお手伝いさせて下さい。」
そう彼が私に云った。

