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息子の嫁
第1章 嫁との晩酌

お風呂からあがり台所を覗くと彼女が、ホヤをさばいててホヤ特有の海の匂いが台所に漂っていた。
「あらっ!もう上がったんですか?もう少しで出来上がりますから」
ゆっくりでいいからと嫁に言いリビングに移った。
晩酌は何時も独りで、過ごしてたが今夜は違った。
部屋に入りそれから間もなく彼女が、小皿にホヤの入ったお盆を持ち部屋に入って来て私の隣に座った。
「おお――出来たね」
わざと大きな声で言った。
「お待ちどうさま」
彼女が笑顔を向けた。
そんな彼女を始めて晩酌に誘った。
「今夜は、麗奈さんも一緒にどうですか?」
「私も呑もうかな……いいんですか?」
「勿論だよ。独りで呑む酒は苦くてねえ」
「じゃあ、オチョコを持ってきます。」
台所に行った彼女が戻り私の隣に座った。
先に差し出した彼女のオチョコに酌をし彼女も酌をしてくれた。
「お父さん」
「何だい?」
「お小遣い、ありがとうございます。」
知らなかったとは言え、不自由を掛けた事を彼女に詫びた。
「乾杯しましょう?」
彼女が笑顔を見せ、オチョを持つ手を軽く上に上げ、何に乾杯なのかも分からず、オチョをコツンとあわせた。
「あらっ!もう上がったんですか?もう少しで出来上がりますから」
ゆっくりでいいからと嫁に言いリビングに移った。
晩酌は何時も独りで、過ごしてたが今夜は違った。
部屋に入りそれから間もなく彼女が、小皿にホヤの入ったお盆を持ち部屋に入って来て私の隣に座った。
「おお――出来たね」
わざと大きな声で言った。
「お待ちどうさま」
彼女が笑顔を向けた。
そんな彼女を始めて晩酌に誘った。
「今夜は、麗奈さんも一緒にどうですか?」
「私も呑もうかな……いいんですか?」
「勿論だよ。独りで呑む酒は苦くてねえ」
「じゃあ、オチョコを持ってきます。」
台所に行った彼女が戻り私の隣に座った。
先に差し出した彼女のオチョコに酌をし彼女も酌をしてくれた。
「お父さん」
「何だい?」
「お小遣い、ありがとうございます。」
知らなかったとは言え、不自由を掛けた事を彼女に詫びた。
「乾杯しましょう?」
彼女が笑顔を見せ、オチョを持つ手を軽く上に上げ、何に乾杯なのかも分からず、オチョをコツンとあわせた。

