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息子の嫁
第6章 デート(温泉編)
脱衣場で浴衣を脱ぎシャワーで身体を洗った後、大浴場のお風呂に入った。

私の向い側にお年寄りが三人、頭にタオルを乗せ入ってた。客は、その三人だけで大浴場は空いてた。

私は、向かいの三人を見てた。その姿を例えるなら、それはまるで猿が三匹お風呂に入っているようにも思われ私は、プッと吹き出しそうにもなったが

それは、まぎれもなく数十年後の、自分の姿を見てるようで気が滅入り露天風呂に移動した。

この温泉ホテルは日帰りで温泉を楽しむ事が出来き、昼は、家族連れや小さい子供達に出会うこともある人気の温泉だった。

団体旅行客がまだ、チェックインする時間帯でもなかったし露天風呂は私、独りだった。

大きい岩を並べた造りで、敷かれてあった石が温泉のお湯で、ツルツル滑った。

誰もいない露天風呂に静かに浸かり、両腕を大きく伸ばし久しく入る温泉を、十分にまんきつする事が出来てた。

肌もツルツルになって、ここに来て良かったと思ったし、この肌がツルツルする感じが二、三日は続くこも私は知ってた。

ここの温泉に始めて独りで来た時、男湯に女性の従業員が入って来た事があった。

その従業員は、若い女性だったが男達が、わざとらしく自分の物をブラブラさせ歩いてた。他人事ながら、なんとデリカシーのない奴等だと怒りが込み上げた事があった。

ゆっくり入ったと感じ上がってもそれ程、時間は経っていなかった。

彼女と約束した時間は40分だった。

誰か仲間でもいれば話しをしたりと時間も過ごせたが私、独りではそうもいかずに早めにお風呂から上がり彼女を待った。

椅子に座り暫くし、女湯から彼女が洗い髪を片手でパサパサさせながら出て来た。
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