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息子の嫁
第6章 デート(温泉編)
激しく動けないもどかしさは私も同じだった。

彼女に誘われラブホテルに行ってたら、そんな後悔にも似た感情が私にはあったが

もしもラブホで、ここまで互いを愛おしいと想えただろうか?

むしろ私は、声を出す事を制限された、このホテルに来て良かったと想った。

「……ううんっ・・・ああぁ・・・いいっ!!ううんっ・・・ああっ!!」

「麗奈さん。声を出しちゃダメだよ。」

私が彼女に、そう言うと両手を口に当て体が揺れ動き私も、玩具ではいられなくなり細い腰の括れに両手を添え彼女の体を支えた。

ゆっくり動きながらでも肉棒の硬さを確かめてでもいるかのように時折、私の肉棒をギュっギュっと締め付けるように徐々に彼女は、イきたがってるように想われ私は布団から体を起こした。

体を起こすと彼女が私の首に両腕を絡め強く抱き、結合部からグチャグチャの水音が出た。

「麗奈さん。聞こえるかい?いっぱい濡れてるんだよ聞こえるかい?」

「うん。お義父さん。」

「なんだい?」

「私……帰りたくない。」

彼女の、言葉を私は予期してなかったし、それに応えて上げる言葉も見付からなかった。

私は彼女を強く抱き締めることしか出来なかった。

どんなに愛した彼女でも、彼女は息子の妻だった。

彼女に、そう想わせてたのは私の息子に原因があったが彼女を我が家の嫁と、知りつつ深い関係になった私にも責任があった。

「麗奈さん。これからの事は二人で考えよう?だから今は、いっぱい楽しんで。」

「お義父さん。私……ピル飲んで来たよ。」

息子に襲われ妊娠するのが嫌で彼女は毎日、避妊薬を飲んでた。

身体に悪いから、もう飲むな。心の中で私は、そう彼女に言ってたが、それを声に出し言って上げられなかったし彼女と智輝は夫婦だった。
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