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地味子が官能小説を書いたら
第11章 ラストショー
「もう一度、ちゃんと告白してくださいよ」

「でも、桐谷先輩と付き合ってるのよ、わたしなんか……」

「花音先輩は、ちゃんと告白して、ちゃんとフラれてないから、いつまでも引きずってるんすよ」


「ちゃんと、負けてきてくださいよ」


そうだ、弁岳は負けると思っていたのに、私に告白した。流留は、私に恋愛の対象じゃないと言われても告白した。


私だけが逃げてる……


「そうだね、ちゃんと負けを認めないとね」


「さ、出ましょう、こんなとこ」

「うん、ありがとう流留」



ホテルを出ると、夕陽が沈みかかって、街をオレンジに染めていた。

街のネオンが映え出している。

前を行く流留の背中が少しだけ逞しく見えた……



(ありがとう、流留)



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