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地味子が官能小説を書いたら
第2章 こんな気持ち
私たちが理科の話をしている間にもビデオは進み、今度は女優がソファーの背もたれに手をかけ、背後から男優が激しく腰を打ち付けるシーンへと変わっていた。

もう、女優から発せられる声は喘ぎ声から絶叫へと変わっていた。

よく遊園地でジェットコースターが落ちていくときに聞こえてくるような絶叫だ。

(彼女は、何を思いながら、あんな体制で男性のものを受け入れているのだろうか?)私は、とても不安定な気持ちになる。

女優のお尻は、何度も男優の腰を打ち付けられて、少し赤くなっていた。

やがて、男優は男性器を抜き取る。二人とも全力疾走したみたいにハアハアしている。

男優が男性器を抜き取ると、女優は崩れるようにソファーの背もたれにもたれかかった。彼女は、だらんと力なくソファーの背もたれにもたれかかったまま、肩で息をしている。表情も虚ろだ。

男優は、女優を力任せに反転させ、ソファーに仰向けにすると、男性器をねじ込む。その瞬間をカメラがアップでとらえるが、女性器の周りも赤く腫れあがっている。


「うぅ……」

男性器が収まると、女優が低く唸った。

それを号砲にするかのように、男優が腰の動きを速め、腰をこれでもかと打ち付けた。

女優の身体は、そのたびに激しく揺れ、せりあがった豊かな胸に至っては千切れんばかりに揺れて、乳首がラインを描いているかのようだ。


あまりの激しさに、(もう、やめて!)思わず、私は心の中で叫ぶ。


やがて、男優の表情が苦悶へと変わり、「むう~、むう~」と獣のようなうめき声を発するようになる。


私にだって分かる。射精が近いのだ。


「そろそろ、出そうだ、どこに欲しい?」

「膣中に……膣中に、ちょうだい」

「いいのか?出すぞ」

「出して、お願い!!!!」


(ええーー、そのまま出しちゃうの、妊娠するよ!)

私の心配を他所に、男優は最後のスパートとばかり腰の動きを速めた。


パン!パン!パン!パン!

肉のぶつかる音が激しくなる。もう、私は見ていられなかった。

(早く終わって!)祈るような気持ちだ。



『うう~、イク、イク、いくぞ!』苦し気な男優の呻きに、女優も『ああー、わたしも、ィッく!、う!う!』と応える。

そして、男優が「くううううーーーー」と叫ぶと、二人は、電池が切れたおもちゃのように動きを止めた。





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