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地味子が官能小説を書いたら
第2章 こんな気持ち

しばらく映像が止まっているのか?と思うほど固まっていた二人だったが、女優が手を伸ばし、舌をチロチロと出すと、男優もそれに応じるかのように身体を重ね、女優の舌を吸う。
女優は、愛おし気に男優の背中に手を回すと、男優も手を女優の背中に回し、二人は抱擁した。
二人とも、唇を吸い合い、何度も愛おしそうに身体を押し付ける。お互いに髪を撫で合っている。まるで、そのまま一体化するかのようだった。
やがて、男優はゆっくりと身体を起こすと、女優から男性器を抜き取ろうとする。その動作に合わせるかのように、カメラが近寄り、二人の結合部分にクローズアップする。
ゆっくりと抜き取られる男性器を名残惜しむように、女性器のヒダヒダが纏わりついていくようだった。
そして、無情にも出て行ってしまった男性器を追いかけるように、女性器から、白くねっとりとした液体が零れ落ち、ソファーを汚した。
その瞬間、女優は小さく「あ、ああ……」と声を漏らした。
女優は指を自分の性器にあてがい、零れ落ちる液体をすくうと、女性器の周りに塗り付ける。ゆっくりとした指の動きが卑猥だ。
その様子を映していたカメラは女優の表情を映し出す。男優が滑った男性器を差し出すと、女優はそれを口に含むみ、舐めまわした。
口の周りに男優が放った精液の残りが付くのも気にせずに、光悦とした表情で。
男性器が、女優の口から抜き取られ、口の周りに付着した滑りを、幸福に満ちた表情の女優が、まるでアイスを舐めるかのように舐めまわすところからフェードアウトしていきビデオは終了した。
「綾瀬さん……だ、大丈夫?」
しばらく、呆けていた私だったが、文剛の声で我に返った。あまりのショックに、目には涙が溜まっていた。
慌てて涙を拭き、とにかく取り繕う。
「う、うん、大丈夫」
「ちょっと、ショックで、なんというかビックリして」
「初めて観たんだっけ?やっぱり、ひくよね」
「うん、あんなにハッキリ見えるなんて思わなかったし、それに……」
「最後、男優さん、本当に膣中に出しちゃうんだもん、大丈夫かな……なんて……」
「あ、妊娠の事なら、大丈夫だと思うよ、たぶんピルを飲んでるだろうから」
「そうか、そうだよね、でも、仕事とはいっても、付き合ってもいない人に膣中に出させるなんて、わたしには理解できない」
女優は、愛おし気に男優の背中に手を回すと、男優も手を女優の背中に回し、二人は抱擁した。
二人とも、唇を吸い合い、何度も愛おしそうに身体を押し付ける。お互いに髪を撫で合っている。まるで、そのまま一体化するかのようだった。
やがて、男優はゆっくりと身体を起こすと、女優から男性器を抜き取ろうとする。その動作に合わせるかのように、カメラが近寄り、二人の結合部分にクローズアップする。
ゆっくりと抜き取られる男性器を名残惜しむように、女性器のヒダヒダが纏わりついていくようだった。
そして、無情にも出て行ってしまった男性器を追いかけるように、女性器から、白くねっとりとした液体が零れ落ち、ソファーを汚した。
その瞬間、女優は小さく「あ、ああ……」と声を漏らした。
女優は指を自分の性器にあてがい、零れ落ちる液体をすくうと、女性器の周りに塗り付ける。ゆっくりとした指の動きが卑猥だ。
その様子を映していたカメラは女優の表情を映し出す。男優が滑った男性器を差し出すと、女優はそれを口に含むみ、舐めまわした。
口の周りに男優が放った精液の残りが付くのも気にせずに、光悦とした表情で。
男性器が、女優の口から抜き取られ、口の周りに付着した滑りを、幸福に満ちた表情の女優が、まるでアイスを舐めるかのように舐めまわすところからフェードアウトしていきビデオは終了した。
「綾瀬さん……だ、大丈夫?」
しばらく、呆けていた私だったが、文剛の声で我に返った。あまりのショックに、目には涙が溜まっていた。
慌てて涙を拭き、とにかく取り繕う。
「う、うん、大丈夫」
「ちょっと、ショックで、なんというかビックリして」
「初めて観たんだっけ?やっぱり、ひくよね」
「うん、あんなにハッキリ見えるなんて思わなかったし、それに……」
「最後、男優さん、本当に膣中に出しちゃうんだもん、大丈夫かな……なんて……」
「あ、妊娠の事なら、大丈夫だと思うよ、たぶんピルを飲んでるだろうから」
「そうか、そうだよね、でも、仕事とはいっても、付き合ってもいない人に膣中に出させるなんて、わたしには理解できない」

