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第2章 ハプコに出会う。舞子の過去

ハプニングコールがおこる１ヶ月前・・・

とあるサイトを見つけた舞子。なにこれハプコって？携帯画面のバナー広告が目にはいった。

私の名前は高田舞子。

娘と夫の三人家族。夫との夫婦関係は娘が二十歳なるところで離婚を決めている。

夫婦の約束はお互いの私生活に干渉しないことと家庭内に異性の関係を持ち込まないこと。あることがきっかけで離婚の話を決めてしまった。



産まれてくるときに母親と生き別れになってしまって父親の性的対象は舞子に向けられていた。

小学生のときから父親が舞子を触ってくる。嫌がっても父親にお願いされると許してしまっていた。

処女を奪われたのは、中学生2年の春。

その日は学校から早く帰宅していた。

もう我慢ができなかったのかな。私も日頃から裸でうろうろしていたのが悪かったの？

父親は発情して興奮してた。しかし当時、中学生の私には男の発情などしるよしもなかった。

行為が始まってしまった。泣きながら本気で抵抗した。ホントに悪夢の時間のように思えた。

怖かった。収まらない父親に訴えた。

「やめて、それだけはお願い。やめて、お願い・・やめて・・・お父さん・・・」

泣きながら抵抗したが行為は収まらず父親に処女を奪われてしまった。

行為のあとは父親は泣いて謝ってくる。その姿を見て許してしまった。

二回目・・・

三回目・・・

四回目・・・

五回目・・・

毎回、泣きながら謝る父親を許していくうちに、感情がなくなり、父親とセックスすることがなんともなく感じるようになってしまった。

早く終わればいいのに・・。

いつの間にかそう思って舞子は父親のＤVを受け入れてしまっていた。

しかし19歳で結婚が決まり、もう父親との関係も終わりにしたい。そう思っていた。