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新・性生活
第27章 舞子の決断
オイルが私の上半身にすりこまれている間、先生は私の両手をベッドの端についてる固定器具で私の腕を拘束する。鎖の音が耳に届く。

拘束されて二人の男に見下ろされると少しこわばる。

ともくんが、私は女だよ。心配しないで襲ったりしないよ。安心してって顔で信号を送るように笑顔でいてくれる。そして、ともくんの柔らかい指が優しくて、いとおしくて、離したくないぐらいに私の心に愛情をすりこんでくれる。

下半身は足の裏、もものあたりから内側にオイルがすりこまれて私の心を欲上させてくれる。横で先生が指の感触を強く意識するように言葉をかけてくる。

「指の感触はどうですか?ともくんは優しく愛撫してマッサージを続けてます。その指先から何かを感じませんか?快感じゃないもの、それは愛情です。心をリラックスしてともくんの愛情を受け止めて下さい。そして幸せな気分を味わって、それではあきさん。目隠しをします。無心でともくんの愛情を感じてください。」


頷くと私の視界は遮られて目の前は真っ暗になったら先生の声が消えた。

するとともくんの声が耳に届く。

「あきさん、僕の声が聞こえてますか?」

頷いて、聞こえてるよ。って男の子に甘えてしまった。ともくんがここは感じますか?って指で首筋の髪を逆撫でしてくる。少し驚くと拘束されてる手首の鎖の音が聞こえる。

ともくんの指は私の体に鳥肌を植え付け続けている。首筋の逆撫で私の体は震えた。聞こえてきた音で私はまた思ってしまう。

なにされるの?私を拘束して命令してくれるの?
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