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新・性生活
第27章 舞子の決断
首を降って答えるといきなり私のショーツの中に指を入れて直接的に触れてきた。私は大きな声で反応してまた自分の声を脳に刻んだ。


「ここかな。あきが好きな所。どうかな?あき」

ダメッ、そこ擦られるとすごいいッ一言で繋がりのない言葉で私の声は自分の脳に刺激を与えて下半身に伝達してくる。その度に震える体は筋肉の収縮を繰り返して溜まってる力を放出しないと息がつまって死んじゃうの。

吐息が激しく短い。泡立ちと電流がシンクロし始める。もう限界って何度も思ってる。

「あき、逝きそう?苦しい?逝くときの声、聞かせてね」

ともくんがくれた、逝くって言葉で私の脳は反応して、私の中に入ってきた。泡立ちと電流に全身が襲われる。痙攣と逝くッ。って声が聞こえる。連呼して聞こえる声が止まない。

ほら、またきたッ逝くッ、あっともッまだ?やめないの?

ともって呼ぶと快感が収まって、気づくとまた、私は一人で逝ってた。ともくんの温もりも何も感じてない。

背中にベッド、足と手を拘束する麻縄、胸に飾った縄と目隠しだけが感じられる。そして吐息を長く長く吐き捨てる。

「あき。逝けたね。声、良かったよ。」

やっとともくんが存在を教えてくれて私は一人じゃなかった。

うん。しか答えられなくて吐息とため息が私の拘束された体を動かしてる。
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