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新・性生活
第29章 その後の舞子と孝幸と翼
この子、そう翼との娘も、もう一年生の入学式を迎える。孝幸との息子も入学して新米夫婦やいろいろいたけど私たちが一番年上だったかな。そんな笑い話をしながら娘と五人でお祝いをした。
「小学生になります。卒園式の写真送ります。入学式の日は忙しいかな?会えないかな?」
孝幸と桜さんのセックスを見る前日。1人でいることが怖くて、私が翼にわがままをいったあの日以来、私から連絡するのは二回目。そして寿美さんにも連絡をした。
晴天、真新しいランドセル。体より大きいランドセルを担いで制服も帽子も靴もピカピカの一年生。全部が体より一回り大きいから一年生なんだな。ってすぐわかる。
「ほら、パパが来たよ」
玄関で私の後ろに隠れて膝を離さない。
「ごめんなさい。まいこさん」
「まいこさんじゃないよ。ママって呼んでよ」
翼は来てくれた。その顔はあの時の顔。叱ると妙に嬉しそうで隠しきれない喜びを隠しきれない顔をしてる。
娘の手を取って翼に近くに寄ってよれたネクタイと襟を整えて両手で胸を叩いた。
「おかえりなさい。立派になったね。パパ」
そう言うと照れくさそうにするからまた可愛いって思ってしまう。すると翼の声が低いところに向かった。
「りん。遅くなってごめんね。行こうか。」
目を丸くするから頷くと凛は翼の中に飛んで行ってしまった。
後ろに寿美さんが見守って泣いてた。
「ありがとう。ことみさん」
「小学生になります。卒園式の写真送ります。入学式の日は忙しいかな?会えないかな?」
孝幸と桜さんのセックスを見る前日。1人でいることが怖くて、私が翼にわがままをいったあの日以来、私から連絡するのは二回目。そして寿美さんにも連絡をした。
晴天、真新しいランドセル。体より大きいランドセルを担いで制服も帽子も靴もピカピカの一年生。全部が体より一回り大きいから一年生なんだな。ってすぐわかる。
「ほら、パパが来たよ」
玄関で私の後ろに隠れて膝を離さない。
「ごめんなさい。まいこさん」
「まいこさんじゃないよ。ママって呼んでよ」
翼は来てくれた。その顔はあの時の顔。叱ると妙に嬉しそうで隠しきれない喜びを隠しきれない顔をしてる。
娘の手を取って翼に近くに寄ってよれたネクタイと襟を整えて両手で胸を叩いた。
「おかえりなさい。立派になったね。パパ」
そう言うと照れくさそうにするからまた可愛いって思ってしまう。すると翼の声が低いところに向かった。
「りん。遅くなってごめんね。行こうか。」
目を丸くするから頷くと凛は翼の中に飛んで行ってしまった。
後ろに寿美さんが見守って泣いてた。
「ありがとう。ことみさん」